ワグナー
2016年06月25日
【デジプロ改造】1977年【WACOワグナーモートラウェーブ 1/24 ランボルギーニ カウンタックLP500S】左折しか出来ないスーパーカーにミニッツ基盤を移植!
往年のトイラジファンの皆さんこんにちは!今回も巷で話題の?「昔のトイラジにミニッツ基盤を移植してみた!」シリーズです♪
今回のターゲットは1970年代のスーパーカーブームど真ん中に発売されたキング of スーパーカー、モートラウェーブ ランボルギーニ カウンタックLP500S!
販売メーカーはワコー(ワグナー)なんですが、シャーシ裏や内部基盤にTAIYOの文字がありました。これもトミーのラデオレーサー同様、製造元はタイヨーなんですね。
1/24スケールで全長18cm、車幅7.5cm、車高4.5cm、電池無しの車体重量は194g、単3二本と角型9V一本を含むと286g。サスは有りませんが前輪部はシーソーのように動きます。
右のミニッツレーサーMR-02シャーシの青いカウンタックLP500Sと比較すると、モートラウェーブの赤いカウンタックは多少細長いプロポーションですね。
車体の汚れを軽く落とした後、早速電池を入れて動作テストです。送信機(9V一本)には赤いボタンが1つあるだけで、この車が片方にしか曲がらない事が分かります。
初期の玩具系ラジコンに多いのですが、これも車体のスイッチオンで前進しっぱなしとなります!
左折の仕組みはラデオレーサー同様、電磁スイッチ式で片方の前輪にブレーキがかかり、その方向にステアリングする構造でした。
https://youtu.be/tsYRC_FO1aE
モートラウェーブカウンタック旋回走行
で、実際に走行させてみると後輪の片方が空転する擬似デフ付の割には旋回半径が大きく、いつもの狭い廊下では撮影不可能でした。
また操作方法が直進か左折のみで前進しっぱなしなので、狭い場所だとグルグルと周るだけで非常に単調…。
折角の完動品の基盤を交換してしまうのは少し勿体ないと思いましたが、せめて停止と後進を付け加えたいと思い、同じく単3二本が電源の TOMITECH エアロアールシーという組み立て式のラジコン基盤を移植する事にしました♪
エアロアールシーは今から10年くらい前にタカラトミーから発売され、千円という低価格と組み立て式で色々カスタマイズ出来る点で人気を博しました。
エアロアールシーの改造ブームが過ぎた現在ではその基盤を模型に組み込んで流用する方が多いようです。
で、早速モートラウェーブのボディを開けて中身を確認してみると、ステアリングは電磁スイッチ、大きめのリアモーターには金属製の10Tピニオンギアが付いていて中間ギア無しでスパーギアは44Tというホビラジのようなギア比でした!
車体の電源スイッチにはセカンドとトップという二段階のスピード切り替え付で、これはギアチェンジ式ではなくスイッチの片側に抵抗を挟んだ珍しいスピード切り替え法でした。
これは基盤を変えれば結構スピードが出るんじゃないかと期待しつつ、元の基盤を取り去りエアロアールシーの基盤を配線してみましたが…。
リアモーターは元気良く前後に回るのですが、ステアリングの電磁スイッチが全く作動しませんでした。
エアロアールシーの場合、ステアリング側には1.5Vしか流れないので電圧が足りないのかなと思い、単3電池をもう一本直列追加してみました(エアロアールシーのノーマル基盤は3セルまでOK)。
しかし電磁スイッチは相変わらず運とも寸とも言いません…試しに直接電磁スイッチに単3電池三本の直列電圧をかけてみると僅かにカタカタとスイッチが反応!
更に電磁スイッチに単3四本の直列電圧をかけてやるとようやくバチっとスイッチが作動しました!
原因は判明しましたが、これはエアロアールシーの基盤では歯が立ちません。
そこでこれも少し勿体ない気がしましたが、今回も思い切ってミニッツの基盤を移植する事に…!
いかにトイラジ好きとは言え、左折しか出来ない小さなラジコンにミニッツ基盤を移植するのは少々気が引けましたが、ここまで来たらもう後戻りは出来ません!(ブログネタには持って来いですしね~笑)
https://youtu.be/rX29WZBEIto
ミニッツ基盤モートラウェーブ動作テスト
そして更なる基盤移植が終わり、問題のステアリング動作を確認…あれ?まだ動かない?!
前回よりは強くガタガタと反応するものの電磁スイッチが完全にブレーキをかけるにはまだ電圧が足りないようです。
しかしミニッツ基盤はFETを段積みしないと電圧アップは出来ないし、どうしたもんかと悩んでいましたが…電磁スイッチの一部分を少し曲げてやればブレーキがかかる事が分かりました!
とにかく電磁スイッチに電圧が流れれば良いだけなので、今回ポテンショメータは置いてあるだけです。
https://youtu.be/FY3g_UmNnro
ミニッツ基盤モートラウェーブ走行テスト
多少工夫が必要でしたが今回もミニッツ基盤移植は無事成功し、前進しっぱなしだったモートラウェーブの新たなる走りを楽しむ事が出来ました♪
やはりラジコンカーには停止と後進は必要ですよねぇ。まぁ、前進しっぱなしというのも味は有りますが、家が狭いと十分に遊べなくて…(笑)
という訳で皆さん、次回のトイラジ紹介もお楽しみに~今度は何を紹介しましょうかねぇ…車は沢山あるんですが悩みますね…(笑)
ノスタルジックホビー永遠の子供店長イオタ。
【モートラウェーブカウンタック画像集】
長いアンテナは取り出しに注意です(笑)
当時の販売価格は3,900円だったようです。
https://youtu.be/pIbBGu3JUgQ
元基盤モートラウェーブ動作テスト
黒い小さいボタンは妨害電波を消すらしい。
シャーシ裏蓋と基盤にTAIYOのロゴが。
スピードが出そうなギア比と問題の電磁スイッチ。
今回もミニッツ基盤投入!電池は単4二本追加!
https://youtu.be/eVz1HHNb210
ミニッツ基盤シャーシのみ走行テスト
構造上、後進時の左折は不可能。
ミニッツMR-02との比較…少し細長い。
カウンタックはスーパーカー世代の永遠のヒーロー!
https://youtu.be/bV0alystF9o
ミニッツ基盤モートラウェーブ旋回走行
今回のターゲットは1970年代のスーパーカーブームど真ん中に発売されたキング of スーパーカー、モートラウェーブ ランボルギーニ カウンタックLP500S!
販売メーカーはワコー(ワグナー)なんですが、シャーシ裏や内部基盤にTAIYOの文字がありました。これもトミーのラデオレーサー同様、製造元はタイヨーなんですね。
1/24スケールで全長18cm、車幅7.5cm、車高4.5cm、電池無しの車体重量は194g、単3二本と角型9V一本を含むと286g。サスは有りませんが前輪部はシーソーのように動きます。
右のミニッツレーサーMR-02シャーシの青いカウンタックLP500Sと比較すると、モートラウェーブの赤いカウンタックは多少細長いプロポーションですね。
車体の汚れを軽く落とした後、早速電池を入れて動作テストです。送信機(9V一本)には赤いボタンが1つあるだけで、この車が片方にしか曲がらない事が分かります。
初期の玩具系ラジコンに多いのですが、これも車体のスイッチオンで前進しっぱなしとなります!
左折の仕組みはラデオレーサー同様、電磁スイッチ式で片方の前輪にブレーキがかかり、その方向にステアリングする構造でした。
https://youtu.be/tsYRC_FO1aE
モートラウェーブカウンタック旋回走行
で、実際に走行させてみると後輪の片方が空転する擬似デフ付の割には旋回半径が大きく、いつもの狭い廊下では撮影不可能でした。
また操作方法が直進か左折のみで前進しっぱなしなので、狭い場所だとグルグルと周るだけで非常に単調…。
折角の完動品の基盤を交換してしまうのは少し勿体ないと思いましたが、せめて停止と後進を付け加えたいと思い、同じく単3二本が電源の TOMITECH エアロアールシーという組み立て式のラジコン基盤を移植する事にしました♪
エアロアールシーは今から10年くらい前にタカラトミーから発売され、千円という低価格と組み立て式で色々カスタマイズ出来る点で人気を博しました。
エアロアールシーの改造ブームが過ぎた現在ではその基盤を模型に組み込んで流用する方が多いようです。
で、早速モートラウェーブのボディを開けて中身を確認してみると、ステアリングは電磁スイッチ、大きめのリアモーターには金属製の10Tピニオンギアが付いていて中間ギア無しでスパーギアは44Tというホビラジのようなギア比でした!
車体の電源スイッチにはセカンドとトップという二段階のスピード切り替え付で、これはギアチェンジ式ではなくスイッチの片側に抵抗を挟んだ珍しいスピード切り替え法でした。
これは基盤を変えれば結構スピードが出るんじゃないかと期待しつつ、元の基盤を取り去りエアロアールシーの基盤を配線してみましたが…。
リアモーターは元気良く前後に回るのですが、ステアリングの電磁スイッチが全く作動しませんでした。
エアロアールシーの場合、ステアリング側には1.5Vしか流れないので電圧が足りないのかなと思い、単3電池をもう一本直列追加してみました(エアロアールシーのノーマル基盤は3セルまでOK)。
しかし電磁スイッチは相変わらず運とも寸とも言いません…試しに直接電磁スイッチに単3電池三本の直列電圧をかけてみると僅かにカタカタとスイッチが反応!
更に電磁スイッチに単3四本の直列電圧をかけてやるとようやくバチっとスイッチが作動しました!
原因は判明しましたが、これはエアロアールシーの基盤では歯が立ちません。
そこでこれも少し勿体ない気がしましたが、今回も思い切ってミニッツの基盤を移植する事に…!
いかにトイラジ好きとは言え、左折しか出来ない小さなラジコンにミニッツ基盤を移植するのは少々気が引けましたが、ここまで来たらもう後戻りは出来ません!(ブログネタには持って来いですしね~笑)
https://youtu.be/rX29WZBEIto
ミニッツ基盤モートラウェーブ動作テスト
そして更なる基盤移植が終わり、問題のステアリング動作を確認…あれ?まだ動かない?!
前回よりは強くガタガタと反応するものの電磁スイッチが完全にブレーキをかけるにはまだ電圧が足りないようです。
しかしミニッツ基盤はFETを段積みしないと電圧アップは出来ないし、どうしたもんかと悩んでいましたが…電磁スイッチの一部分を少し曲げてやればブレーキがかかる事が分かりました!
とにかく電磁スイッチに電圧が流れれば良いだけなので、今回ポテンショメータは置いてあるだけです。
https://youtu.be/FY3g_UmNnro
ミニッツ基盤モートラウェーブ走行テスト
多少工夫が必要でしたが今回もミニッツ基盤移植は無事成功し、前進しっぱなしだったモートラウェーブの新たなる走りを楽しむ事が出来ました♪
やはりラジコンカーには停止と後進は必要ですよねぇ。まぁ、前進しっぱなしというのも味は有りますが、家が狭いと十分に遊べなくて…(笑)
という訳で皆さん、次回のトイラジ紹介もお楽しみに~今度は何を紹介しましょうかねぇ…車は沢山あるんですが悩みますね…(笑)
ノスタルジックホビー永遠の子供店長イオタ。
【モートラウェーブカウンタック画像集】
長いアンテナは取り出しに注意です(笑)
当時の販売価格は3,900円だったようです。
https://youtu.be/pIbBGu3JUgQ
元基盤モートラウェーブ動作テスト
黒い小さいボタンは妨害電波を消すらしい。
シャーシ裏蓋と基盤にTAIYOのロゴが。
スピードが出そうなギア比と問題の電磁スイッチ。
今回もミニッツ基盤投入!電池は単4二本追加!
https://youtu.be/eVz1HHNb210
ミニッツ基盤シャーシのみ走行テスト
構造上、後進時の左折は不可能。
ミニッツMR-02との比較…少し細長い。
カウンタックはスーパーカー世代の永遠のヒーロー!
https://youtu.be/bV0alystF9o
ミニッツ基盤モートラウェーブ旋回走行
srixon_zrw at 17:00|Permalink